ゴルフアプローチ練習方法や打ち方、初心者でもわかるアドレス方法を紹介
今回の記事は、アプローチ関する事を紹介していきます。
アプローチショットのような小さいスイングならボールに当てやすいと思う方もいると思いますが、これがなかなか難しいもの。アプローチのスイングにはゴルフの基本が詰まっているんです。この基本を先にマスターしておけばドライバーやアイアンも必ずうまくなります。
アプローチの基本
最初にアプローチショットの基本から説明しましょう。どんなショットでもそうですが、アプローチのような振り幅の小さいスイングほど再現性や反復性が求められます。つまり、クラブを何回振っても同じ軌道で振れて、同じ打点でインパクトできるようなスイングです。
それを実現するのはとても難しいことですが、複雑な動きをできるだけ省いてシンプルなスイングを目指せばアプローチショットの基本が早く身につきます。
まず両足を軽くそろえるくらいに狭いスタンスで立ち、体重を左右均等に乗せてボールをカラダの中心線の前にセットします。右ツマ先は真正面に向けますが、左ツマ先は軽く開きましょう。これはインパクト以降の腰の回転を促して、フォロースルーをスムーズに出すためです。
両手をグリップする位置もカラダの中心線の前。真正面から見ればクラブのシャフトが地面に対してほぼ垂直となる体勢となります。両腕とシャフトが大文字のYに見えるようなアドレスです。
そしてお腹を引き締め、骨盤を前傾させて、両ヒザを軽く曲げます。背中からお尻にかけてのラインがほぼ真っすぐとなるように構えるのが理想のアドレスです。ボールとカラダの間隔は、お腹とグリップエンドの間に握りコブシが1つ半から2つ入るくらいのスペースを作るのが目安です。
アプローチの仕方
スイングの振り幅としては、テークバックもフォロースルーもクラブが水平の高さが目安と考えてください。時計盤でいえば9時くらいの高さまで上げて、3時くらいの高さまで振り抜くイメージですが、それよりもやや大きい10時から2時の振り幅となっても構いません。
とにかくグリップエンドとお腹の間隔を変えずに、お腹の回転でスイングすることを第一に考えてください。テークバックでワキが大きく開いたり、インパクトで腕をネジったり、下半身が止まって手打ちになったりするのはNGです。手打ちで行った場合はシャンクが出やすいです。
アプローチのスイングがしっかりしている人は、スイング全体がしっかりしています。3時から9時までの小さいスイングの練習は、安定したインパクトゾーンを作る上でとても有効です。
このスイングの軌道が安定すれば、インパクトの打点の正確性もアップしてアプローチがどんどん上達します。フルショットでも球が曲がりにくくなりますから、プレッシャーに強いスイングを実践できるわけです。初心者の方こそ、アプローチショットの基本的な打ち方の練習を多く積んでください。
アプローチ練習方法
まずは練習方法としては、アプローチをより正確にしていくには、距離分けでの練習が重要になって来ます。１０ヤード、２０ヤード、３０ヤードを完璧に打ち分ける事が出来るまで、地味な練習をひたすら行う事が良いでしょう。
練習場では色々なクラブを握ってしまいがちではありますが、例えばすべての練習量が１００とすると半分の５０をアプローチに特化する感じではないと、上達する事は無いと思います。
他のクラブと違い、ロングアイアン、ミドルアイアンはボールを運ぶ問う感じなのにたいして、ショートアイアンは寄せるに変わるからです。寄せるに変わると、やはり、ワンクラブ以内に寄せることを考えていくと、精度が要求されるようになります。上記で書きましたが、何回振っても同じ軌道で振れて、同じ打点でインパクトできるようなスイングを作り上げる、事をしていくしかありません。
野球で例えますと、ティーバッティングをひたすら行っているような感じです、バッティングホームを固めるために。ゴルフにおいても同様で、１００ヤード以内のショット「スモールゴルフを制する者がゴルフを制す」と言うのがあります。
スモールスイングを出来る様になると、強いショットやフルスイングが出来るようにもなります。練習場での工夫も必要になって来ます、普通の打ちっ放し場ではカードを買って出玉を調整して練習していると思いますが、アプローチを練習するのであれば、若干お金がかかり過ぎてしまう傾向があり、
アプローチをしたい場合は時間で打ち放題のゴルフ場で行うとお財布もいたまず練習に励めます。
やり抜くこと
全てのショットは１０ヤード、２０ヤード、３０ヤードのショットの延長にあります。小さな力を大きな力に応用することは出来ますが、反対に大きな力を小さな力に応用させることは難しい。
小さな力のトレーニングを徹底的しておこなうことで、その後の大きなスイング、距離のあるショットの正確性に直結する事になります。１００ヤード以内にスコアの大半が集中しているのがゴルフです。であれば、短い距離の練習を行うことは、最も最短でスコアアップする事が可能になります。
スコアを縮めたい方は一度練習を見直してアプローチを真剣に取り組んでみては如何でしょうか。実際のトレーニングでのコツは、３０ヤード以内において、距離を意識せずに行います。
３０ヤード以内であれば、練習場で目やに入る目標を見つけてランダムに打つようにします。１０ヤードはこれくらいの振り幅、テイクバックはこれくらいと言う感じを、体で覚えていき、コースでは中々上手く行くのは難しいかもしれませんので、３０ヤード以内を柔軟的に目標を決めて打つ事で、狙った所に打つ事が出来るか率も高くなります。
この練習が３か月出来れば、大きくゴルフの内容が変わって来ます。地味ではありますが、必ず結果は出ます。
私自身がやって結果を出しているので大丈夫です！
片手打ちの有効性
アプローチショットを打つ際にはフルスイングする機会はほとんどありません。したがって、スイングの時は体に余計な力が入らないことが大切です。そして、そのためにおすすめなのが利き腕だけを使っての短いアプローチショットの練習です。片腕で打つと力任せに振り回してもボールはうまく飛んでいかないため、必然的にバランス重視の打ち方になります。
よりうまく打つコツはヘッドの重さに引っ張られるような感覚で振り下ろし、スイートスポットへ正確にボールを当てることです。そうすれば、ボールは振り幅の距離に応じて正確な軌道を描いてくれるようになります。
これを、フォロースローの反動を利用してテイクバックの姿勢を取るような感覚で何度も反復して行ってみてください。最初の頃は難しいかもしれませんが、こうすればこうなると言う感覚が付くので、行って行きましょう。
繰り返しているうちにフォームが固まり、本番での安定したスイングへとつながっていきます。ただ、その練習も力んで行うとなかなか正しいフォームは身につきません。遊び感覚で行い、リラックスした雰囲気の中で繊細なタッチを身につけていきましょう。
まとめ
アプローチが上手くなってくると、グリーン周りでのミスが本当に無くなる傾向が強く出ます。練習をかな寝る事で、「グリーン周りだ、どの振り幅で打てば良いか分からない、緊張する」事が無くなって行くようになります、小さいスウイングを身に付ける事で、大きなスイング時の振りも
理解できるようになります。
ゴルフは上がってナンボの競技なので、スコアに反映出来るように練習していきましょう。
